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だいたいいつもごろごろしています。

最近はミュージカル沼俳優沼にも住んでいるジャニヲタ(事務所担寄り手越担)社会人OLの日常とヲタ活についての雑記です

【感想】十二月大歌舞伎『あらしのよるに』めっちゃよかったです

十二月大歌舞伎『あらしのよるに』@歌舞伎座を見に行ってきました。

www.kabuki-bito.jp

話のあらすじはもともと去年京都南座でやってたときの良い評判を聞いていたのでみたいなーと思ってたからいったんだが、とてもおもしろかった!!!!

話もピュアでいろいろな邪念が浄化されました!!!!そしておれの松也がこんなにかわいいはずがない!!wって思いました。wほんと松也くん演じるヤギのメイがかわいいんですよ…。
あんなにかわいい松也くんをみたのははじめてです、、、、w


っていうかこれを歌舞伎にしようとした人天才???
ワンピース歌舞伎もシネマ歌舞伎でみたんだけど歌舞伎の多様な表現方法には度肝をぬかれるね。というか舞台のいいところは映画よりも想像力の補完がきくところだなぁと思ってるけれど舞台だと違和感ないんですね、まったく。キャッツもライオンキングだって舞台だから人が演じることが可能なんだよな。映像でこんなことやってたらちゃんちゃらおかしいわwってなるけど舞台だと中村獅童は狼だし尾上松也はちゃんとヤギなんだよ。。。走り方も狼は狼だし、ヤギはヤギだしあんなに松也くんは軽やかに動けたんですね…。筋トレ嫌いなのにあんな動けるんやね。。。w役あってたな、二人とも。

【ストーリー】
話はあらしの夜に暗闇の小屋で出会った狼のガブとヤギのメイが相手の素性がわからぬまま(おたがい風邪をひいているので匂いはわかりませんし、ガブは雷がこわいので外が光ってもメイの姿は確認できません。)楽しい夜をすごし、「また会いたい」という思いを互いに抱きお互いの姿にびっくりしつつも、周りから反感を買いながらもガブはメイを「友達なのにおいしそう」という葛藤を友情をはぐくむ、というもの。有名な絵本というか児童書がもとになっています。


初めの小屋の場面はシェイクスピアを想起させるようなお互い勘違いしてるけどうまいこと会話がかみ合ってるようなないようなという会話劇で面白い(アンジャッシュのコント的なw)し、後半は派手に舞台を使うし視覚もたのしめました。あと2人ともエンターテイナーなので「あそこの原っぱまでいこう」といって客席降りがあるんだけど狭い通路など通り、たまに「ちょっと一休み」とお客さんの膝上に座ってみたりしてたようですwww(3階席でみたのでよくみえなかったのでこの時ばかりは1階でみたかった!!って思いました)
また義太夫をメタ視線で認知してるガブ(義太夫さん(?)も面白かった。「食いてえなぁ♪食いてえなぁ♪友達なのにおいしそう」(あいまいな記憶)と高い場所で謡う義太夫に向かって「うるせええ!!」というガブw「あれ、どなたかと話してます?」と松也メイw笑った笑ったw


まぁ…話どうこうというかわたしはガブとメイの関係性が大好きすぎてやばかった。児童書すごい!!!こんなに萌えがつまっていたなんて!!!!狼の群れの中では優しすぎて孤立しているガブ。しゃべりの語尾は「~でやんす」。歌舞伎で表すと力強くおおらかな”荒事”。一方メイは穏やかに優美な印象、丁寧なことばを話す(「~でございます」口調。どちらかというと”和事”?のような見た目。
食う食われるの関係性の二人が「ともだちだから」という理由で本来の食う食われる関係にならない。2人をつないでいるのは「ともだちである事実」「楽しかったあの嵐の夜」だけ。しかも周りに「狼なのに情けない」とか「狼と友達なんてそんなうまい話しあるか、いつか食われるぞ」とかいわれ非難を浴びる。そんな非難をものともせず会う2人。。。ロミオとジュリエットかよ…。しかしガブとメイはオス同士です。なんと…まあ…?途中メイはメスだったかな?と思ったけどメイクとか鬘の感じはオスでした。

 

( ◠‿◠ ) ( ◠‿◠ )

 

ガブ「かわいいおしり…」「かわいい耳でやんす、ちょっとかじってみたいでやんす」とかねーいっちゃうんですよ…
メイもメイで積極的なんですよ。ガブメイじゃなくてメイガブ。たぶん。「おててつないであそこまでいきましょう」とかいってねー手つなぐんすよ
あと、2人でいて凍えて飢えて死にそう~!となるシーンがあるんですがメイが「わたしを食べて下さい、このままだと2人して死んでしまいます」と自分の身をささげようとする。。。

 

はー( ◠‿◠ )
なんてこった( ◠‿◠ )

 

もしかしてわたしこの2匹の関係が好きで物語創作してる??不安になるぜ…

そして「ともだちだけどおいしそう」って、なんてコピー。。やばい…。

とりあえずヤンキーと優等生の組み合わせって好物じゃないですか?そんなかんじなんですよ、ガブとメイは。はぁ、やばい(うしなわれる語彙力)
あらしのよるに』がこんなにやばいなんて誰が予想できたの???すごいなぁ。

と、いうわけでいつものように感想とっちらかってますがとてもいい時間を過ごせました。
新作歌舞伎ということもあって、たまに古典的なしゃべりをするぐらいでセリフもほぼ現代語でわかりやすく、歌舞伎初心者のわたしにはちょうどよかった!!歌舞伎ほぼみたことない~ってひとも超楽しめると思う。今年見たエンタメのなかでは結構上位に入るぐらいよかったです。ほんとに!
新作歌舞伎と銘打ってるだけあって再演とかあるのかなぁ。やってほしいなぁ。